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「真夏の方程式」

待ちに待った探偵ガリレオシリーズの最新作です。
発売が今年6月でもうデイジーで読めるなんて凄いスピードですね。
今回の作品もそれぞれの登場人物の緻密な人生描写に感嘆させられます。
少しでも小説を書いてみたいなぁと思った自分の浅はかさが恥ずかしいです。
やはり小説を書く人ってすごい。
また今回は夏の晴天の海が鮮やかに頭の中に描かれ、最後のシーンは少年の顔がさわやかに映し出されました。
もちろんいつものクセには苦笑しましたけどね。
だからぁ、なんだよいつものクセって?
じゃ、ちょっと書きますと……物語というのは漫画であれ小説であれ今、誰の視点で物語が語られているかということがあり、読者はその視点と同化して物語の進行を見ていきます。
その時に物語の導入部で視点が同化した登場人物が実は昔殺人をしていたという設定は今ひとつなじめません。
また、別の作品ですが実は事件を捜査していた刑事が犯人でしたというのはやめてほしい。
これって推理小説を書くうえで、タブーじゃないのかなぁって思うのです。
刑事コロンボが最後に「いえね、私のカミさんが犯人は実はあんた、つまり私じゃないんだろうかって言うんですよぉ……」じゃ、話にならんだろうと思うのですよ。
それとも僕の頭が古いんですかね。

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